みなさん、土いじってますか(^^)/
こんにちは、土いじりチャンネルの時間がやってまいりました。
今日のテーマは、前回に引き続き「土づくりの基本的な流れ」の詳細について解説します。
まずは前回のおさらいです!
前回ご説明した土づくりの流れを書きますね。
①栽培計画を立てる
②土の現状を調べる
③土の現状及び栽培する作物から施肥計画を立てる
④土に必要な肥料・堆肥・石灰などを施肥する
⑤苗や種を植えれるよう畝などを作る
⑥定植又は播種を行う
でしたね。
ではそれぞれの流れがわかったので、この項目でもさらに詳細に分かれますので順を追って説明していきましょう!
栽培計画を立てる
栽培計画を立てることから、土づくりが始まります。
作付けする畑、作付けする野菜、いつから耕運作業を始めるのか、施肥はいつか、何を使うのかなどいろいろ計画を立てることはたくさんあります。
計画を立てるときのポイントとしては、年間スケジュールをしっかり立てておくということです。
栽培計画を記録することは、翌年の作付けの際にも参考になります。栽培計画を毎年立てておくと、それがアーカイブとして残るので、もし何か栽培で問題が起きた時など、過去の栽培履歴を見ることである程度の対策をとることができます。
皆さんが旅行行く時でも計画を立てますよね?
栽培も一緒です!
ぜひまずは栽培計画を立てましょう!
土壌分析を行う
土づくりの第一歩は、土壌分析です。これが土づくりで最も大切なことです!
土壌分析を行うことで、土壌のpHやEC、有機物含量、CECなど、土壌の性質を把握することができます。また、栄養素の不足や過剰を確認することができ、適切な肥料の選択や施肥量の調整に役立ちます。
必ずと言っていいほど把握しておくとよい項目は土壌のpHです。適正なpHを知ることは、土づくり、そして作物栽培にとっても最も基本となるものです。おすすめの土壌酸度計として、僕らも愛用しているAmazonで販売されている土壌酸度計 pHメーター「シンワ測定(Shinwa Sokutei) 土壌酸度計」があります。この測定機器は電池必要ないため、購入後すぐに使えます。さらに、測定後1分というかなり短い時間で安定し、精度もよくメモリ間隔も0.2ずつなので、より正確に土壌のpHを知りたい方にはお勧めです!ぜひ参考にしてみてください。
もし、ちょっと高いよ!という方はこちらの土壌酸度計「セフティー3 簡易土壌酸度計 SKS-1」はいかがでしょうか?値段も安くてお手軽です!
こちらも電池がいらないので、すぐに使えます。「シンワ測定(Shinwa Sokutei) 土壌酸度計」の違いは測定安定時間が違います。「シンワ測定(Shinwa Sokutei) 土壌酸度計」は測定から1分ぐらいで安定しますが、「シンワ測定(Shinwa Sokutei) 土壌酸度計」は20~30分ぐらいしないと安定しないです。少し安定するまで長いですが、安く、使い勝手は変わらないのでこちらもおすすめです!
肥料を選定する
土壌分析の結果をもとに、必要な栄養素を補給するために、適切な肥料を選定します。有機肥料や化学肥料、微生物肥料など、様々な種類の肥料があります。肥料の選定は、土壌分析結果に基づいて行い、土壌の性質に合わせた施肥を行うことが大切です。
肥料を施す
肥料を施す際には、肥料の種類や施肥量、施肥タイミングを考慮します。適切な施肥量を確認するために、肥料の袋に記載されている使用量や、専門家のアドバイスに従いましょう。また、肥料を施すタイミングについても、作物の生育段階や気象条件などを考慮して、適切に施肥することが大切です。
土壌改良を行う
肥料の施肥だけでは、土壌の健全性を保つことができません。土壌の改良を行うことで、土壌の質を向上させ、作物の生育を促進することができます。有機物の添加や、微生物の活性化、土壌中の陽イオンバランスの調整など、様々な土壌改良方法があります。土壌改良は、肥料施肥と同様に、適切な方法を選択して行いましょう。
水管理を行う
水管理は、作物の生育にとっても重要な要素です。適切な水量を供給し、排水を適切に行うことで、作物の生育を促進することができます。土壌の水はけが悪い場合には、水はけを良くするための排水施設の整備が必要となります。
また、水管理においては、土壌水分計などの使用により、土壌の水分状況を把握し、適切な水量を供給することが必要です。水を与えすぎると、根腐れや病気の原因になる場合があるため、適量の水量を与えることが大切です。
作物を栽培する
土づくりの最終目的は、健康な作物を栽培することです。適切な肥料の施肥、水管理、土壌改良などを行い、健康で美味しい作物を栽培しましょう。また、作物の生育にあわせて、剪定や収穫などの管理も適切に行うことが重要です。
以上が、土づくりの流れです。土壌分析を基に、適切な肥料の選定と施肥、土壌改良の実施、水管理、そして健康で美味しい作物の栽培を目指して、土づくりを行いましょう!
土づくりやぼかし肥料づくりなど興味ある方は「土づくりチャンネル」をぜひ見てください!
何かヒントになることを学べるかもです(^^)/