過去の届いたメニュ―例(2023年11月)
このメニュー例は、過去にお届けした商品ラインナップです。
過去の料理一覧
花房和牛シリーズ
スープ
カレー・ハヤシ等
パスタソース・ペンネ
グラタン・リゾット・キッシュ
その他お惣菜
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デザート類
ミラテラ☆kitchenブログ 〜Kitchen_Studio_N〜 — 棚田キッチン
今のサブスクを再定義してみる。
こんにちは!棚田キッチン~KitchenStudioN~シェフの久保田です!まず初めに、サブスクご登録頂いた方々には御礼申し上げます。本当に有難うございますっ!!!
しかしながら改めて「自分にとってサブスクって何だろう?」と悶々考える事があります、てか毎日考えてます。漠然と「定額制の定期便」というのが一般的なサブスクなんでしょうが、サブスクって「シェアリングエコノミー」が元々あったんですよね。
最近はシェアリングエコノミーは完全に置き去りで「サブスク」が一人歩きしてる感があります。
もう犬も歩けばサブスクに当たる感じでゴロゴロゴロゴロ転がっている訳ですよ。
普通に買うよりも圧倒的にお得で、メーカーなら量でゴリ押し。デジタルなら容量使い放題とか映画や音楽・データ見放題で激安が当たり前の世界です。
もはやちょっと過激なぐらいのインパクトが無いと振り向きもされない感があります。
この悪魔的な「コスパの良さ」で熾烈な競争をしている訳です。いやー、サブスク戦国時代ですね。私の様な職人がやったら、このままではただの安売りになっちゃうよね。
そう思いながら自分のサブスクを見ていたら、ちょっと違う感じの結果が出てきたんですよ。
予想と少し違うんですよ。詳しくはここでは書けないのですが、売れ方が逆だったんです。最初テンパりました。頭の中では「???」です。
でもこれは、お客さんは私に「何を」求めているのか?改めてじっくり深掘りする必要性を感じたのと、自分が積み上げてきたものの「価値」を再確認して軌道修正する機会なのかなと感じました。
もしかしたら「求められているもの」と異なるものを提案しているのかも知れないですね。
「サブスクは量が多くて安くないとダメ」という皆が共感する事よりも、言葉にならない「違和感」を大事にした方が良いのかも知れないです。
そして話は最初に戻りまして、私のサブスクは「何のシェアリングエコノミー」なのか?
それってもしかしたら「私自身のシェアリングエコノミー」なのかな?と感じ始めています。
分かりやすく言うと
「これ、めっちゃオススメやねん!!!」と私の推しをご紹介するんです。
ご存知の方はよく分かっていると思いますが、私は原価度外視でやっちゃう人なんですよ。それも周りが引くほどに。
同業者から「天皇の料理番かよ!」と突っ込まれるぐらい、やっちゃう人間の推しです。
そう定義したら、「私が価値がある、と感じる農産物を、生産者を、料理を、支えてくださる方々と共有できる」事になるんですよね。
その方がより広いジャンルで、広い地域の食材や生産者を一緒にご紹介したり共有したりできるんですよ。
何ならご紹介した生産者さんと直接お買い物して頂いたら皆良いことだらけになるわけで。
現時点で日本各地に変態的な生産者も接点が出来つつありますし、そっちの方が長期的にも人のご縁が広がる程に面白いコンテンツになりそうな予感がしています。
ちょっと走りながらブラッシュアップしてみようと思います。
サブスクについて。
サブスク、募集致します。
今回先着20名様限定でお料理のサブスクを始めます。
どちらかと言えばスープとカレーに力を入れているのですが、野菜の力って凄いんですよ。
自分でも作っていて思うんですが、畑のそばに居て、自分の近くで育つ野菜を新鮮なまま、たっぷりと使えるのは最高です。
そんな野菜を食べていると、何となく調子が良くなるんです。
逆に出来合いのスーパーのお惣菜なんかを食べていると何となく調子が悪くなります。
インスタントなんかは最悪です。一気に調子が悪くなります。
(某ファーストフードのハンバーガーを食べて脈を測ると早くなったりするのは有名ですね。)
皆さん誰でも頭では分かってはいるんですよ。
サンサンと太陽の光を浴びて、土から生えたみずみずしい野菜を毎日食べた方が健康に良いことは。
枝から取ったばかりの野菜や、土の中から掘ったばかりの最高に新鮮な野菜をすぐに食べたり料理する。
それが一番栄養があって味が良い。
こんな当たり前のことが、今の社会では非常に難しいんです。
原因は「家の近くに畑が無い」だけではありません。
毎日の家事や仕事で時間も無ければ、クタクタに疲れて料理なんて作る気力も無い。 それでもやっぱり健康に気を遣いたいからインスタントやスーパーのお惣菜はちょっと不安。
そんな時、温めるだけでちょっとした物が食べられたら、少しだけ幸せだと思うんです。
基本的に私は「必要無いものは、入れたく無い。」と考えています。
なので、「冷凍」を選びました。
「冷凍」についてあまり良いイメージが無いかもしれませんが、無駄な添加物を入れず急送冷凍できれば下手なチルドよりも良い状態になります。
今回いろんなご縁があり、急速冷凍機を使わせて頂ける事になりました。
今まで冷やしている時間に逃してしまったり失われていた香りや水分を、−40℃で一気に冷凍できるので最高の栄養価と味と香りを詰め込む事ができます。
西の果ての田舎の、田んぼの中にあるキッチンでしか手に入らない野菜やお米、作る事ができない料理があると思います。
ぜひ生活の中に心にも身体にも「ホッ」と一息つけるお時間を提供できれば幸いです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
昨日の台風は凄かった..
皆さん、こんにちは!棚田キッチン~KitchenStudioN~シェフの久保田です!
昨日の夜、棚田に台風が通過しました。
万が一に備えて加工場に泊まったのですが、何とか無事にやり過ごせました。停電になったら在庫が死ぬので死活問題ですからね。
それにしてもか強風で窓ガラスが物凄い音を立てながら軋んでいたので、かなりヒヤヒヤしました。
農業や会社を経営されている方は職場に泊まった方も多かったのでは無いでしょうか?
仕事をする身としては、どうしても機材や素材・材料が命なので泊まり込みで番をしちゃいますよね。
しかしながら無事に過ぎ去りましたし、これからちょっと仕込みオンパレードなので一気に年末まで駆け抜けようかと思います。
近々サブスクを始めます。
なのでぼちぼちアナウンスを入れますので、皆様そうぞ宜しくお願い申し上げます。
再喝ですが。
FacebookやInstagramでも書きましたが、とても大切な事なのでここにも書き留めておきます。
世の中には「安い」モノが溢れています。
しかし残念ですがその「安さ」の理由を知っている消費者は、ごく少数派です。
良い素材を使えない為、代用品や香料、粗悪な脂質、増粘剤等で錯覚させているモノが物凄く多いのが現実です。
食べる人にとって良い事は1ミリも無いです。
そしてその「安さ」が、あたかも「良い事」の様に振る舞っている事にも違和感しかありません。
真っ当な仕事には、真っ当なコストが掛かります。
流されることなく真っ当な仕事を貫き次の世代に残していくには、適正なコストは必ず必要です。
その皺寄せは生産者と消費者に大きくのし掛かります。
そして「仕事」というものは引き継がれていくのは技術だけではなく、物作りの思想や魂という側面もあります
「安さ」が正義になり、その為には何をしても良い風潮。
その価値観やモノサシに偏りすぎて、プライオリティにさえなってしまった現代。
このまま行けば、ひとつ、またひとつと、ものづくりの魂が消えて行くでしょう。
最後はコピペされた抜け殻の量産品しか選ばれない世の中になるのでは無いでしょうか?
何を選び、何に価値を感じ、何に対価を払うのか?
その選択の連続が、次の世代が生きる世界を作り上げます。
これは他の誰でも無く、今を生きる大人の責任で選択していかなければなりません。
要は、私達一人ひとりが未来を選んで作るのです。
なので今回、私はこのナチュラル・エッグ・ラボさんの卵と九州産の生クリームを選択しました。
決して安いものではありません。
でも、利益よりも優先するべきモノがあると思い選択しました。
どちらも筋を通し、責任を持って挑戦されている生産者です。
多くの方に手に取って頂きたいのですが、どちらも大量生産品では無く、ケーキも全て一つずつ仕込んでいます。
なので沢山はできませんが、もし宜しければ手に取って召し上がって頂ければ幸いです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
遂に到着しました!
こんにちは!棚田キッチン~KitchenStudioN~のシェフ、久保田です!
お分かり頂けますでしょうか?そう。みんなの憧れ、ブラストチラー君と...
三相の大型真空包装機くんです!!!花房牧場の綾部さんから特別にお借りいたしました。本当に有り難うございますっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
買ったら幾らするんだ...
オイラ世界で一番農家さんから助けて貰ってる料理人だな...
これで一般的な料理人としては最強装備になりました。出力としては最大です。
これを全力でぶん回す日は近いですね。
早くサブスクと単品とバシバシ行きたいですわ〜〜〜〜〜〜。
生命とは?
こんにちは!棚田キッチン~KitchenStusioN~のシェフ、久保田です!もうすぐお盆ですね!長崎のお盆は爆竹を爆発させまくります。どのくらいかって?とりあえず1日で日本の爆竹年間総使用量の二分の一使ってしまいます。どんだけやねん!
さて。
「近い未来、人間が増えすぎて食べ物が足りなくなる。
なので、牛肉の細胞を人工培養して肉を作ってしまえば食料問題は解決する。」
そんな発想から研究が進んでいるクリーンミートと言われる培養肉。
需給が拡大することでの環境への良いゲームチェンジャーになることは想像できます。
水と化石燃料を大量に消費せず、病原菌とも無縁、動物愛護思想とも、とても相性が良い。
でも培養肉は人工培養であって天然素材ではありません。
家畜とも養殖とも違う培養肉。
これって人類にとって、どのような存在たり得るんでしょうね?
生き物は他の生き物を食べて命を繋いできました。
山に篭ると、その光景は日常で、毎日命のやりとりを目の前で見る事ができます。しかも「自分の番はいつかな?」とか容易に自分の事として考える事ができます。
命とは他者の命を奪って続いていくのが原理原則です。
この星の道理でも有ります。
その意味では、都市型の生活はあまりにも「死」という事象から切り離された文化圏ですね。とにかく「死」から切り離し、目の届かない場所に追いやる。
だから「循環」の本質的な意味からも遠いのかも知れません。
全ては「動的平衡」なんですけどね。
まぁ、今回は培養肉の話でしたね。
この培養肉がスタンダードになったら、どんな未来が待っているのでしょうか?
培養肉...これは果たして「食べ物」なんでしょうか?
命を食べて命を繋ぐとかどういうことなのかを理解するためには「命とは何か?」を考える必要がります。
言語化は非常に難しいですが、「栄養」として摂取してカロリーとビタミンと、とかの話しか出ていなくて、生命体として何か大切なパーツを失いそうな予感がするんですよね。
そこには命に対する感謝も無ければ、ヒトがヒトたらしめる、神々や目には見えない畏れに対する信仰等も無くなるかも知れなせん。
フィクションを信じなくなる時点で現人類は従来のホモ・サピエンスでは無くなる。
では、その先に待つものは一体なんなんでしょうね?
私もそのうち「クリーンミート、うまっ!!」とか言っちゃう日が来るんですかね。
最先端の食の事情は保守的な私には違和感しかありません。。
耐火煉瓦が欲しい。
皆さんこんにちは!
棚田キッチン~KitchenStudioN~のシェフ、久保田です!最近、月がキレイでついつい見惚れてしまいますね!
さて。もう少しすると涼しい季節がやってきます。やっとこさアウトドアに向いた気温になります。夏にアウトドアって地獄だと思うのは自分だけでしょうか?
・・・・・実は近頃冬に向けてモーレツに耐火煉瓦が欲しいんですよね。
耐火煉瓦って男のロマンを感じるよね?
なんかLEGOみたいに組み上げてBBQとかピザ窯とか作りたいよね??
寒い夜にヤンチャしたいよね???
パテを摘みながら赤ワインを飲む、星空と焚き火の会もやりたい。
秋冬はやる事多いな。。
・・・・・・・今年の冬は絶対にやりたい。
大好評頂いております。
こんにちは!棚田キッチン〜KitchenStudioN〜のシェフ、久保田です!
最近一斉にメールで
「ヴィシソワーズ美味しい!」「ヴィシソワーズ、うっま!!」
のお褒めのお言葉を頂いております。
ありがとうございます!!!!!!!!!!!!ジワジワ嬉しさが込み上げてきますね!!
みんなで開墾して、野焼きして、耕して、植えて、収穫して、料理して。
寒い時期から仕込んで、暑い夏にやっと完成。
最高だよ。
皿の上で葉っぱピロピロ系の料理の万倍は美味いね。もはや皿の上だけで完成する料理って前時代的にすら思える。色んな料理を知ってるけど、これが最先端であり、最後に行き着く所なのかもしれない。
農作業には言葉にはし難いんですが、まるでスポーツの様な爽快感と達成感と充実感があるんですよ。
それが成果物として共有できたりするなんて、コミュニケーションにおける最高のツールになり得るな、と感じています。控えめに言って、最高っすよ?
やりたい人はどんどんご参加くださいませ!!
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