こんにちは!
暑い日はキンキンに冷えたアイスコーヒーが美味しいですね!
棚田キッチン〜Kitchen Studio N〜のシェフ、久保田です!
さて、本日から【漢気溢れる乾塩式完全無添加ベーコン】が販売開始です。
ぶっちゃけていうと...
添加物、要りますか?????????????
前々から仕込んでて感じていた事なのですが、要らないんですよ。
普通に食べるなら。
肉の色が茶色い?
そりゃ発色材入れてませんから。
切った所から酸素に触れて灰色になるのがフツーですよ。
塩辛い?
そりゃ無添加でやってるからですよ。
所謂、乾塩式ベーコンって言うクラシックで正統派の製法です。
自由水を抜いて水分活性を下げることで保存性を高めているのです。
でもスープに入れたりグラタンにしたり野菜炒めにアクセントに使ったら美味しいんですよ。
逆に塩をほとんど入れなくて済みますし、出汁の様に天然の旨味の素になってくれます。
塩分濃度に関して言えば、味噌でも減塩にするなら添加物を入れるでしょ?
原理原則があって、それらはトレードオフの関係性があります。
塩以外に添加物を使用する時って、変に長持ちさせようとしたり、ピンクピンク発色させたり、元の肉より大きくしようとしたり、分かり易い旨味成分を足す時ぐらいしか使わないんですよ。
私は長持ちなんて考えていないので冷凍一択です。
その分、余計な物を入れなくて済みますんで。
その代わり解凍後は足が速いんですけど、それで良いんです。
日持ちして、分かり易い旨さがあって、コスパが良いものが良ければ添加物入りのものを買えば済む話なのです。
どうしても流通に乗せると誰がどの様に食べるのか全く分からないので、リスクヘッジにどうしても添加物を入れないと危険である事はよく分かるので(私の場合は塩をキチンと効かせる事でリスクヘッジとしています)、大量生産大量消費とは真逆のポジションでやってます。
前にも加水(インジェクション)について書きましたが、こういう「大人の食育」って必要なのかも知れませんね。