過去の届いたメニュ―例(2023年11月)
このメニュー例は、過去にお届けした商品ラインナップです。
過去の料理一覧
花房和牛シリーズ
スープ
カレー・ハヤシ等
パスタソース・ペンネ
グラタン・リゾット・キッシュ
その他お惣菜
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デザート類
ミラテラ☆ブログ
大学生と脱穀体験&チルキャン
土曜日は県立大学の大学生と佐世保独楽本舗さんが棚田に遊びにきてくれました!大学から約30分で着く距離ではあるんですが、車を持っていない学生たちにとってはなかなかの距離。佐世保にもこんなに景色が綺麗な場所があるんですね!と感動してくれました!
棚田に到着したら、まず足踏み脱穀機で農作業おじいちゃんちに木製のがあったのは記憶にあるんですが、使ったことないです!という学生さん。初めての足踏み脱穀機を体験。最初は踏み方やタイミングがわからず苦戦していたものの、さすが大学生。すぐに飲み込んで、体力の限り脱穀をやり続けてくれました!2時間頑張ってもらっても300束くらいがやっと。脱穀した籾を、唐箕にかけて風でゴミを飛ばすと、米袋2袋分。約60kgくらいしか取れませんでした。まーそんなもんですよね。機械ってすごいなと改めて実感できる体験です。この大変さを知ることで、「米一粒、無駄にしてはいけない」という言い伝えの意味を本当に理解できるのではないでしょうか。まさに食に感謝。
農作業後は、棚田キッチンのシェフがスパイスから作った、スパイスカレーで腹ごなし。新米を釜戸で炊いて、極上のカレーを食す。まさに至福。
アウトドアのカレーはなぜこんなに美味しいんだろうか。
その後ちょっと講演会に参加したとは夕日を見ながらチルタイム。日本本土最西端の地のそばの棚田は、日本で一番最後に夕日が沈む場所。
九十九島の美しい風景と、シェフが作る白レバーのパテを頬張りワインを嗜む。もうね。最高のチルタイムですよ。
陽が沈んだ後は、BBQタイム。この日は、夕暮れから雨がぱらついていたので焚き火は無しで。
学生たちが取り組んでいる、佐世保市の伝統工芸「佐世保独楽」の普及活動や学生生活についての話を色々と聞かせてもらいました。4年生で大変らしいけど、休学するという手もあるよね。といういたらない話をしながら盛り上がりました。
棚田を活用して、若者が集まり夢を語る。今までにない、中山間地域の在り方ではないかな。
今回の学生キャンプを通して、世代を超えて棚田の魅力を発見できてきた気がします。まだまだ課題はありますが、こんな形でもっと多くの若者が集う空間として棚田を活用し、耕作放棄地は開墾し、田んぼは保全する。そして、ホタルやタガメがもっと生息しやすい美しい環境を取り戻す。環境が美しくなると、人が集う。
というサイクルを作っていきたいと思いました。
いりこボカシ 2次発酵開始
昨日切り返したいりこボカシの温度が40℃を超えてきました。発酵再開です。やっぱり温度が下がった原因は空気不足のようですね。このまま何℃まで上がるか。できれば60℃を超えてほしいところ。60℃を超えることで腐敗菌類が死滅するので、温度は上がれば上がるほど良いです。そして、銀バエがめっちゃ集まってきました笑屋根かけただけじゃよってきますよねーまーハエも分解者だから良いんですけどね。このまま様子見に入ります!
いりこボカシ 発酵温度低下(5日目)
今日はいりこボカシを仕込んで5日目昨日まで40℃を超えていた発酵温度も35℃を下回ってきました。
これは好気性発酵をさせている時に起こる現象で、温度が下がり始める理由は主に2つ。1.ボカシの中に含まれる空気(酸素)を微生物たちが使い果たして、酸素不足のために発酵を促すのが難しい状態になった。2.ボカシの発酵により水分が蒸発して、ボカシ自体が乾燥し、水分不足になって微生物の活性が弱まった状態。他にも水分多すぎたりする場合とかいろいろありますが、適度な発酵が行われてたら原因は大体この二つ。
まずは水分量のチェック今回は握ってダマができる程度の水分は残っていたので、水分はOKなので、ボカシをかき混せて空気を入れていきます。
全体的にかき混ぜた後は、山を作り発酵熱を蓄熱することで微生物発酵を活性化させていきます。
さて、温度計を刺した後はもう一度発酵するまで待つのみ。明日もう一度確認してみます!
いりこボカシ 発酵してきました!(3日目)
いりこボカシを仕込んで2日目、昨日はボカシが乾燥してしまい発酵が始まらなかったので、竹林の土と水を加えて仕込み直しました。仕込み直して、一晩経つと人肌くらいの温度まで上昇していました!米ぬかにいる乳酸菌が働いてくれてますね!乳酸菌の発酵温度は40度くらいなので、良い感じです!ただ、虫とかもいっぱいいるのでもうちょっと温度を上げたいなーと思っているので、今日は納豆を入れて、納豆菌に頑張ってもらおうと思います!
納豆菌を入れると発酵温度は60度くらいまで上がってくれるので、雑菌類は抑えられて乳酸菌や納豆菌が増えて来ると思います!
菌体液は、かき混ぜて内部にも菌を入れる方が効率的ですが、まだ乳酸発酵が始まったばかりで温度が安定していなかったので、表面に撒くだけにとどめてみました!明日は湯気が上がるくらい温度が上がってくれることを期待してます!その後発酵温度が下がり始めたら、かき混ぜて切り返して空気と水分を内部に届けていこうと思います!
小学生と川調べ
鹿町小学校3年生の総合的学習の中で、子どもたちに地域の川のことを知ってほしい。ということで棚田会員の金ちゃんと一緒に川の授業をさせてもらってきました。
金ちゃんは、6年前に佐世保市の地域おこし協力隊として鹿町に来てくれた方で、その頃から小学生に対して自然環境の授業を行なっていました。
今回は、ミライステラスとしても子どもたちに地域の環境について知ってほしいと思い、授業のお手伝いを。
小学3年生にお話させてもらいました。3年生は今15人。なんともアットホームな空気で学校から徒歩10分ほどの川まで下山。途中、子どもたちが住んでいる家を見つけると、あそこ僕のうち!と教えてくれました笑続々とあっちは私のうち!と。みんな自宅大好きだな笑
鹿町川についたら、川での注意点を。田舎の子供たちだけど、川にはあまり入った経験がないみたい。今回の授業は11月だったので、子供たちを川に入れることはできなかったので、事前に採取した魚や貝・昆虫などを見てもらいました!やっぱり3年生にもなると、動物にも興味津々ですね!ここにも虫に詳しい昆虫博士がいましたw
観察会をしたあとは、川に近づいて遠目から魚や虫を観察どういうところにどんな生き物がいるのか。川の形はどうなっているのか。川に段差があるのはなぜなのか。など現場を見ながらいろんなことを発見してくれていました!
川の水を採取して、色を見たり、触って水温を確認したり、匂いを嗅いでみたり。五感を使っていろんな角度から川の水を見る体験もしました。
子供と川に行くときの注意点
本来こどもたちと川に近づく時には、ライフジャケットが必要です。今回は川に入らないように注意し行いましたが、来年川の授業を行うときまでにはライフジャケットを揃えたいと思います。
子供たちと川で遊んだ後は、教室に戻り座学の時間。最近の小学校はモニターがついていて、PPTを使ってプレゼンテーション形式でお話をさせてもらうことができるんですね!
まずは川の水質についての話をしながら、川の水・水道水・石鹸水の3種類をパックテストで調査。実際に3人ずつに分かれて一人一回ずつやってもらいました。色が変化するたびに子どもたちが反応してくれるのがとても新鮮で楽しいですね!
パックテストの後は、生物指数の話を。今回獲れた生き物や、去年獲った生き物の写真を見ながら鹿町川の水質はどうなのか。どういう生き物がどんなところに生息しているのかという話をしました。
川の水質が分かった後は、昔の川はどんな川だったんだろう?という流れで、鹿町に大規模な炭鉱があったこと・川に水車があり動力として使用していたこと・生活排水で汚染されていたことを伝え、60年くらい前のおじいちゃん世代がどんなに頑張って今の生物が豊かな川を復活させたのかについてしてもらいました。
そして、きれいな川が豊かな海や山、豊かな自然を作っているということを知ってもらい、ミライステラスは鹿町の先輩として、そんな豊かな自然を守る取り組みをしてるんだよ。と軽く宣伝もしてきました笑
まとめ
子どもたちに川の授業を通して、鹿町の自然の豊かさや美しさを少しでも知ってもらえたら嬉しいなと思いました。まだまだ地域の子どもたちとの関わりは少ないですが、少しでも鹿町の自然や歴史・文化に関心を持ってもらい、地域の仲間として一緒に自然を楽しみながら愛おしむ心を養って行けたら良いなと思っています!これからも、環境や歴史文化の授業には積極的に関わっていきたいと思っています!
いりこボカシ 発酵失敗
昨日仕込んだ、いりこボカシ。やっぱり発酵失敗してました。。原因は水分量。
乾燥していた「いりこ」がバッチリ吸水してシナシナに。全体的には乾燥状態になりました。
そして、ぼかし肥料に大切な「土」を入れ忘れていました。ボカシの由来は、土の中の微生物の力を借りて有機物を土の中に「ぼかす」ところから来ているので、ボカシ肥料を作るためには土が必要。その時に使用する土は、微生物がたっぷり育った山の香りがする土が理想。
ちょうど3日前、竹林整備をした時に湧水が出ているところの土が、めちゃくちゃ良いにおいがしていて、微生物豊富な腐葉土になっていたのでそれを拝借。
この土と水を足してもう一度発酵にチャレンジ。
土と水をよく混ぜて、明日の朝発酵してくれてたら良いな。
「いりこ」を発酵 (循環型の肥料づくり)
ミライステラスの活動拠点である鹿町棚田の近くには、九十九島と呼ばれる208の島で構成された美しい景色が広がっています。島一つ一つから自然の豊かな栄養が海に流れ出て、対馬暖流の温暖な海流と混ざり合わさることで魚の餌であるプランクトンが豊富に育ち、日本で一番魚種が多いとされる平戸湾が形成されています。そんな海では毎年冬にかけてカタクチイワシが水揚げされています。その水揚げ高は2000t以上で、なんと日本一。
日本一の水揚げを誇るカタクチイワシを乾燥させて作られるのが「いりこ」
鹿町以外では長崎県産のいりこはなかなか高級で、肥料として使うなんて勿体無いことはできないと思います。
しかし鹿町にはいりこを作る漁師さんがいて、いりこの分別の時に弾かれてしまう小さい個体や、地面に落ちてしまった個体、乾燥で粉々になってしまった個体などがあることを知りました。
こんな弾かれるものは、ひと月にで20L袋で数袋あるかないかで、普段は社員さんたちが持って帰って、畑の肥料にしているという状態でした。
その社員さんたちがすごくうらやましくて、なんとかいりこを分けてくれないか?と頼み込んだら、少しだけ分けていただくことができました!やっぱり持つべきものは漁師の友達ですね!
いりこは窒素やリンが高く、めちゃめちゃ良い肥料になりそうだとずっと思っていました。一度田んぼにそのまま撒いてつかったら、すごくよかった。
そんな「いりこ」と私たちが育てた米の精米時に出た「米ぬか」を混ぜて肥料を作ろうと思います。
今回は、いりこ1:米ぬか1の割合で混ぜてみました。60リットルのトロ舟に、20リットルずつ投入。仕込みは、いりこと米ぬかをよくかき混ぜるだけ。そこに水を投入。今回は5リットルほどの水を入れてみました。ただ、いりこがものすごく乾燥しているので、水をどのくらい入れれば良いかわからずに、とりあえず握って塊ができる程度の水の量で挑戦。1日置いてみたら、いりこが水を吸ってるんじゃないかな。と思いながらやってます。
有機物を発酵させるには、水分量が命。40%〜60%の水分になるように心がけてますが、乾物の固形は難しい。次にやるときは、1日水で戻して米ぬかをまぜてみよう。
あと、ボカシ作りに必要な「土」を入れ忘れているので、明日の発酵状態を見ながら土を投入してきます。
この「いりこ肥料」が完成したら、海の恵みが畑の恵に変わり、栄養の循環(窒素循環)が巡る面白いものができそうで、ワクワクです。
それでは明日、発酵状態を確認してみます!
雨にも負けて、風にも負けて、それでも野菜は生きている
みなさんこんにちは栽培担当の前田です。今年は台風が強いですね。
9月6日(火)に棚田パークを直撃した台風11号によって、畑の野菜がなぎ倒されました。
なぎ倒されてもなお、野菜たちは実をつけようと頑張っていたので支柱を立て直し、もう一度野菜たちを元気に育ってもらおうと頑張りました。
そして、使っていない畑を草払して、野焼きをして秋の野菜を植えよう
としていたら、台風14号が発生
猛烈な勢いで暴風が吹き荒れてミライステラスがある佐世保市鹿町町の口ノ里地区は16時間以上の停電
稲も野菜も甚大な被害を受けてしまいました。
それでも野菜は生きようと頑張っている。
その命の恵みを私たちはいただいているんだなと
しみじみ感じる今日この頃です。
さて、明日からやっと秋野菜を植える準備ができそうだ。
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