過去の届いたメニュ―例(2023年11月)
このメニュー例は、過去にお届けした商品ラインナップです。
過去の料理一覧
花房和牛シリーズ
スープ
カレー・ハヤシ等
パスタソース・ペンネ
グラタン・リゾット・キッシュ
その他お惣菜
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デザート類
「モノ」の本質とは?
先日、生産者の方とお話をしていて、消費の現場でも生産の現場でも違和感がある事をお話ししました。
価値観の違い、もしくはもっと別の、言葉にするのが難しい「何か」。
「本質」からズレてしまっている感覚。
では、「本質」とは何か?
ある料理人にとっては「素材」は唯の「モノ」だろう。味と金額だけでモノを判断する。お金で買える。いつでも買える。安ければ安いほど良い。
それを大量に発注して、大量に仕込み、大量に安く売り捌く。
これができる料理人ほど大体は「仕事ができる」と評価される。
本当にそうだろうか?
これは料理人やパティシエ、ソムリエ、バーテンダーにも共通する。
どんなに単価が高くなろうが、レベルが高くなろうが
「素材・材料はどこかの誰かを窓口にして買ってくる」
みな自慢げに語るのだ。
「高いんですよ」「他では買えないんですよ」「自分だから業者が用意してくれるんですよ」
その次元で停止しているのだ。
私は常々思う。
「その生産者とは、どのような関係性ですか?」
もはやこの一言で充分だ。
単純ですよ。
「その人がどんな人で、どんな事を想って日々挑戦しているのだろう?」
これを共有できなければ、料理に、皿の上に、グラスの中に、表現など出来ない。
味と情報だけで「できているつもり」「消費者よりも優位性があるから会話をリードできる」だけの人が目につく。
この想いが共有できないままでは、生産物は、ただ高価で、お客さんが「へへぇ!!」と崇めてくれるだけの便利な道具に過ぎない。
勿論、正解なんてある様で無い世界。
それぞれの思いでやっている事。
何が正しくて、何が間違っている訳でも無い。
別に私が正しく無いかもしれないし、そこに想いを汲み取る必要も無いかもしれない。
でも、それでも、結果は違えど、その結果が悪く出ようが、良く出ようが、プロセスは自分の想いで選ぶ事は出来る。
それは売れるからやる訳でもなければ、売れないからやめる、というものでも無い。
その源はアイデンテティであり、「その人」そのものなのである。
「モノの本質」
それは「その人」なのです。
だから私は「生産者と話をする」のです。
その果てに私はナチュラル・エッグ・ラボさんの卵と、花房牧場の花房和牛を使わせて頂いているのです。
人間臭くて不便で非効率な事が、このドライで均一で安くてすぐに手に入る事が有り難がられる時代には価値が出ると感じています。
このウェットさが「唯一無二」の「モノ」の本質だと思っています。
過疎化について考えてみる。
遂に鹿町温泉に我らがKitchen_Studio_Nのデリカテッセンとスイーツが登場致しました。ご覧ください。ショーケースの中のシラスや切りシャケや干物や地域のおばさま方が「むかご会」なるグループで作っていらっしゃるコロッケやアジフライの横に、似つかわしく無い横文字と共に堂々と登場です。
スペシャル鹿町価格で地域に貢献しちゃいますよ!・・・専用のショーケースとかその内欲しいですね汗それにしても過疎化が酷い。センターの方も「どうにかしたい」と焦りと諦めの様なものを感じます。と言うわけで今回は市場調査的な感じも含めて置かせて頂きました。まぁ大体予想はつきますが、やってみなくては答えなんて出ないですし。
せめて地域の若い方や食に関心や興味がある方が反応してくれれば良いのですが。彼ら彼女らは一体どこで何を食べてるんでしょうか????1つ山を超えた近くの自治体には頑張っている若い人たちがコミュニティを形成しているのに、ここの地域だけすっぽりと抜け落ちてるんですよね。鹿町はむしろ中心部では無く棚田に集まって来ていますがwこればっかりは地域にお住まいの方々の行動力と決意が必要ですからね。私ができる範囲でしたら協力したいですね。
日本中、同じ悩みの自治体が沢山あるんでしょうな。。。
無添加ハム。
こちらはパテに入れる無添加ハムの原材料、豚もも肉です。しっかり塩漬けを終えましたので、これから5時間前後ゆったり弱火でお肉にストレスを与えない様に茹でて行きます。その間ずっと付きっきりですw
皆さんはハムってよく食べます?
良いハムって結構高いけど、安いハムって生肉よりも安いですよね?安いハムやベーコンってイロイロ色々入れちゃうんですよ。
インジェクションって言うんですけど、元のお肉の2倍強の水を圧力をかけて入れたりするんです。
そしたらブワブワに水膨れしたお肉になるんですけど、この状態では水が漏れます。
なので卵タンパクや乳タンパクで逃げる水分をグリップします。よくハムエッグなんか焼くと水が出てきませんか?それがその水です。
これは塩と砂糖とハーブのみで熟成して仕上げるハムなので、余計な水と臭みが抜けてギュッッと旨味が凝縮しています。
パテに入れる副材料ですが、これが旨味の素なので丁寧に仕込んでいます。
保存料を入れると長持ちしたり水を足せば儲かるんでしょう。なんせ2倍ですからねwでもちょっとそれはしたくは無い。
手間暇を掛けると、どうしても生産量が減って原価も上がりますが、ご理解頂けると幸いです。
お借りいたしました。
わざわざ花房和牛の綾部さんが南島原の牧場から運んで下さいました。
長崎を南から北まで縦断する感じです。
本当に助かりました!ありがとうございます!
初めて「花房和牛」を聞く方は「?」と思うので、後日お話を書きますね。
これが来たらもうアレですよ?
作りたい放題ですよ!(笑)
ただしメッシュの種類が無いのでメーカーから取り寄せないといけないので、試作はもうちょい後からですね。
ちなみに今日の午後に棚田パーク管理人の前田くんのお父様が200Vの工事をして下さったので、3相のコンセントも完備となりました。
ああ。
早く使いたい。
もう既にメイン系のリクエストも頂いているので、楽しみにお待ち下さいね!
急いで仕込んでいます!
こんにちは!キッチン担当の久保田です!
お陰様でパテが一気に売切れそうになりましたが、明日も仕込みます!
リピートして購入して下さった方々!
ありがとうございます!!!!!
ネットでの販売以外にも地域の方々が興味を持ってたくさんご注文してくださったり夏のギフトに使ってくれたりと、お陰様でうれしい悲鳴をあげております。
僕はフードプロセッサーからモーターが焼ける匂いを生まれて初めて嗅ぎました。
仕事量の多さに調理機器が壊れないか心配です(笑)
ちなみに今回の仕上がりから次の仕上がりにかけて、中に入れている自家製無添加ハムの完成まで間が開きますので、売り切れになるかも知れないのでご了承ください。
できるだけ早く仕込んで途切れさせない様にしたいと思っております。
そして!
地域の方々に向けて鹿町温泉にて鹿町カレー部のカレーも販売することになりました!他にもスイーツやスープ類も置いて行く予定なので、地域の方々との接点や話題作りの種になれば良いな、と考えています。
それと新作の仕込みもしていますので、そちらもお楽しみに!
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